Profile (Before FY2021)
東京工業大学 情報理工学院
(旧・大学院総合理工学研究科 知能システム科学専攻) 山村研究室
助教 小宮健 のプロフィールです。
専門分野
生体生命情報学 生物物理学 合成生物学
DNAコンピューティング DNAナノテクノロジー
分子プログラミング 分子ロボティクス
所属学協会・研究会・役職(〜R2)
- 日本生物物理学会
H23~H25, H27, H30~R1 分野別専門委員:DNAコンピューティング
H29 分野別専門委員:構造生命情報科学
- 計測自動制御学会(SICE)、 システム・情報部門(SSI)、
調査研究会 知能分子ロボティクス研究会(※H30までは分子ロボティクス研究会)
H22~H25 幹事、H26~ 委員
第2回分子ロボティクス年次大会 実行委員 - 情報計算化学生物(CBI)学会
2012年生命医薬情報学連合大会 プログラム委員、実行委員
2019年大会、2020年大会 プログラム委員 - 日本化学会、 生体機能関連化学部会
- 日本生物工学会
- バイオインダストリー協会
- 「細胞を創る」研究会
- 生命の起原および進化学会
- IEEE
- International Society for Nanoscale Science, Computation, and Engineering (ISNSCE)
Program committee of the 21st International Conference on DNA Computing and Molecular Programming (DNA 21) - Biomolecular Design Competition for Students (BIOMOD)
2011~2019 Judge
2011~2013 Mentor
TeamJapan: Tokyo, Titech Nano-Jugglers, Team Platanus Symphony
受賞・フェロー認定
- 一般財団法人バイオインダストリー協会 第4回「バイオインダストリー奨励賞」(2020年10月14日)
ニュースリリースはこちら - 第6回バイオテックグランプリ 最優秀賞(2019年9月21日)
結果速報はこちら - 平成30年度手島精一記念研究賞(発明賞)(2019年2月21日)
授与式のもようはこちら - Tokyo Tech Research Festival 2018 ベストプレゼンテーション賞 1位
(2018年11月15日)
当日のもようはこちら - 日本化学会 第95春季年会「優秀講演賞(産業)」
(2015年4月17日) - 日本工学教育協会 第18回工学教育賞(業績部門)
(2014年3月28日) - 第14回リバネス研究費 ディスカヴァー・トウェンティワン賞
(2013年7月24日)
詳細はこちら - 平成23年度「東工大挑戦的研究賞」
(2011年10月17日)
授賞式の模様はこちら - 理化学研究所 ゲノム科学総合研究組織(GSC)
2011年「GSC 七夕ミーティングフェロー」
(2011年8月25日)
略歴
1999年3月 東京大学 理学部 生物化学科 卒業
2001年3月 東京大学 大学院理学系研究科 生物化学専攻 修士課程 修了
同年4月~2004年3月 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
2004年3月 同専攻 博士課程 修了、 博士(理学)
2004年4月~2005年3月 東京大学 大学院情報理工学系研究科
コンピュータ科学専攻 生物情報科学学部教育特別プログラム(UPBSB)
科学技術振興特任研究員
2005年4月~2007年3月 東京工業大学 大学院総合理工学研究科
知能システム科学専攻 助手
2007年4月~2016年3月 同専攻 助教
2016年4月~2021年3月 同大学 情報理工学院 助教
競争的研究資金による研究プロジェクト
- 令和2年~6年度 研究分担者(代表:中茎隆)) ※実施中
科学研究費補助金 学術変革領域研究(A) 計画研究 20H05971
「ミニマル人工脳のための記憶・学習分子回路の開発」 - 令和2年度 研究代表者
科学技術振興機構 社会技術研究開発センター 科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラムプロジェクト企画調査
「分子ロボット技術の社会実装に関するRRIコミュニケーション実践の企画調査」 - 平成31年~令和3年度 研究代表者 ※実施中
科学研究費補助金 基盤研究C 19K12216
「実世界で動作するDNAナノマシン構築手法の確立」 - 平成31年~令和3年度 研究分担者(代表:小林聡) ※実施中
科学研究費補助金 基盤研究B 19H04204
「制御信号系列によって多機能性を実現する分子計算システムの理論とその設計基盤の構築」 - 平成30年度 研究代表者
科学技術振興機構 研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム <社会還元加速プログラム(SCORE)>
「ナノ3Dプリンタの事業化検証のための自己会合技術の開発」 - 平成28年~30年度 研究代表者
革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)
豊かで安全な社会と新しいバイオものづくりを実現する人工細胞リアクタ プログラム
「はかる」人工細胞デバイス プロジェクト
「ユニバーサルなデジタルバイオ分析を実現する核酸検査法の開発」 - 平成26~29年度 研究責任者
日本医療研究開発機構 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)【産学共同促進】ステージ ハイリスク挑戦タイプ
「ウイルス感染症を早期診断する遺伝子検査技術の開発」 - 平成26年~27年度 研究代表者
科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究 26540151
「分子が癌を診断する知的反応システムの創製」 - 平成26年 研究分担者(代表:John A. Rose)
APU Academic Research Subsidy (General Type)
「Characterization, feasibility study, and sequence design of a DNA-based thermal switch for control of chemical reactions」 - 平成25年~26年度
第14回リバネス研究費 ディスカヴァー・トウェンティワン賞
「光や化学物質を感じて移動するゼリー状ロボットの創製」 - 平成25~26年度 研究責任者
科学技術振興機構 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)【FS】ステージ シーズ顕在化タイプ
「ウイルス感染症を早期診断する遺伝子検査技術の開発」
※事後評価で「ほぼ目標どおりの成果が得られ、イノベーション創出の可能性が高い」という評価をいただきました. - 平成24年~28年度 研究分担者(代表:小林聡)
科学研究費補助金 新学術領域研究(研究領域提案型) 計画研究
「知能分子ロボット実現に向けた化学反応回路の設計と構築」 - 平成24~25年度 研究責任者
科学技術振興機構 復興促進プログラム(A-STEP) シーズ顕在化タイプ
「がんの早期診断に向けた微量マイクロRNA検査システムの実用化」
※事後評価で「概ね期待通りの成果が得られ、技術移転につながる可能性が高まった」という評価をいただきました. - 平成24年~25年度 研究代表者
科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究 24650157
「タンパク質翻訳機構を模したプログラマブルな動的ナノ反応場の創製」 - 平成23年度
東工大挑戦的研究賞
「分子が計測・情報処理・合成を行う革新的ロボットシステムの創製」 - 平成23年度 研究責任者
科学技術振興機構 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)フィージビリティスタディ【FS】ステージ 探索タイプ
「感染症診断およびガンのプロファイリングを簡易に行える核酸検出反応システムの開発」
※事後評価で「期待以上の成果が得られ、技術移転につながる可能性が大いに高まった」という評価をいただきました. - 平成21年~22年度 研究代表者
科学研究費補助金 若手研究(B) 21700331
「クロック制御された動作をする知的DNAナノマシンの構築」 - 平成20年~22年度 研究代表者
科学研究費補助金 新学術領域研究(研究課題提案型) 20200005
「不確実な情報のもとで論理推論を行い機能性分子を産生する反応システムの構築」 - 平成18年~19年度 研究代表者
科学研究費補助金 若手研究(B) 18700298
「DNAオシレータの構築」 - 平成18年~20年度 研究分担者(代表:John A. Rose)
科学研究費補助金 基盤研究(B) 18300100
「DWPCRを用いた高性能試験管内遺伝的プログラミングによるタンパク質の創製」 - 平成15年~17年度 研究分担者(代表:John A. Rose)
科学研究費補助金 基盤研究(B) 15300100
「試験管内遺伝的プログラミング」 - 平成13年~15年度 特別研究員(DC1)
科学研究費補助金 特別研究員奨励費 13-3-4-06242
「自律演算するDNAコンピューター」
担当科目・委員
大学院
- Advanced Topics in Systems Life Sciences I
(修士課程 英語講義、H22~H27 分担) - Design Theory in Biological Systems
(修士課程 英語講義、H28~R1 分担) - Non-linear Dynamical Systems (非線形システム)
(修士課程 英語講義、H28~R2 分担) - Forum on Artificial Intelligence
(博士課程 通年英語授業、H28~R2 分担) - 基盤データサイエンス演習
(R1~R2 TA)
東京工業大学 データサイエンス・AI特別専門学修プログラム
学部
- 知能システム基礎
(制御システム工学科 講義、H23, H26 分担) - システムの数理科学
(制御システム工学科 講義、H30, R1 分担) - 情報リテラシ第一、情報リテラシ第二
(理工系教養科目、R2)
学内委員
- 学院等(すずかけ台地区)ブロック安全衛生委員
(情報工学系 数理・計算科学コース、情報工学コース 兼担、H28~H29) - すずかけ台地区安全衛生委員(H29~R1)
ひとこと
DNAと酵素を組み合わせて反応システムを構築し,物質・エネルギー・情報の流れにたゆたう泡沫(うたかた)の命を見出す瞬間を夢見て,日々地道に研究しています.非線形で非平衡な生体分子反応を自在に制御し,効率的にエネルギーを利用して行う情報処理やナノスケールメリットを最大限に活用する医療,分子による精密な反応制御で実現する新しい有機合成など,現実社会に幅広く応用できる基盤技術を開発します.